広島県大隅農園指定。瀬戸田グリーンレモンが入荷しました。一般的なイエローレモンより香りがより爽やかなのが特徴 です。12 月頃から成熟が進んだイエローレモンに切り替わります。収穫は翌5月頃まで続きます。国産レモンの中でも瀬戸田町のレモンは町全体で一丸となって低農薬を斡旋しており。 更に島に囲まれてる好立地で風が少ないため 低農薬には適している随一の産地です。 そういう意味で瀬戸田レモンは国産の中でも最高品質と言われています。
調理例①)ガリシアポークのスカロッピーネ
調理例②)グリーンレモンとパルミジャーノレジャーノのリングイネ
「手間暇かける」が、安心安全なレモンを育てる唯一の秘訣
安心安全な減農薬栽培、一流料理人が味と香りを絶賛する「瀬戸田大隅(せとだおおすみ)レモン」。甘みさえ感じるまろやかな酸味の果汁、“ 天然の香水 ” とでもよびたくなるすがすがしい香り 。瀬戸内海に浮かぶ生口(いくち)島に広がる瀬戸田町は随一の生産地です。栽培に適した環境に加え、熱心な若手生産者が多いのも “瀬戸田レモン ” の生産量を伸ばしてい ます。
大隅農園の大隅真由さんも熱心な生産者の一人。減農薬栽培は草刈りや虫の排除など、気の遠くなるような手作業の連続です。それでも「よいレモンを届けたい」と手間暇を惜し みません。
大隅さんは良質なレモンを作るために必要なことは「“ 手間暇かけること ”それだけしかないです」といいます。「それが、自信を持ってお届けできる安心安全のレモンへとつながります」大隅レモンは、特別栽培基準に基づいた必要最低限の農薬より更に少なく抑えています。そのため、品質を保つためには、虫や病気の発生につながる草刈り、枯れ枝の除去、水まき、剪定(せんてい)などを繰り返し、繰り返し、手作業で行う必要があります。
地道な作業が続く減農薬栽培
減農薬栽培の1年。3月、春の訪れとともに「中耕」とよばれる畑の土壌づくりが始ま ります。耕運機をかけて土の中へ酸素を供給し、古い根を切って新しい根の発生を促 します。
4月になって新しい芽が出たら余分な芽を摘む「芽かき」込み合っている枝を除く「剪定」を行い、樹木全体の風通しを良くして病気にならない環境を作 ります。「芽かき」と「剪定」はその後も収穫が始まるまで随時行われ ます。
5月には発生し始めるヤノネカイガラムシの対策などを行います。
6月花が咲いたら「防除」といって虫を取る作業が始ま ります。小さい実に付く虫を取り除くの ですが、そのタイミングの見極めが難しいです。夏には、黒点病の原因になる枯れ枝をこまめにハサミで取っていく。枯れ枝を防ぐためにはこまめに水をまくことが必要 ですが、水をまけば草が生えやすくな ります。草が伸びると虫がつくので、草刈りもまめに行わなければな りません。そんな手間暇かけて作られるのが大隅農園の「瀬戸田グリーンレモン」です。