「サン・パトリニャーノ・モンテピローロ 2020」入荷してきました。
麻薬中毒の若者らが技術習得と社会復帰を目的として、家族の様に絆を深めながら葡萄の栽培からワインの醸造。イタリアワインの魔術師「リカルド・コタレッラ」が畑の管理から醸造までの指導にあたり、若者達と日夜努力を重ね造られる「モンテピローロ」。
エミリアロマーニャ州で造られたカベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドーブレンドワイン。
北のカベルネ特有の少し青臭さがあり、完熟したカシス、ブラックベリーなどの黒系果実の凝縮感のある香り。リコリス、腐葉土など複雑な香りが豊かに広がります。
樽のニュアンスが綺麗に入ってブドウの味わいを引き立てています。丸みのある酸と上質なタンニン、ボルドー好きのお客様用に揃えておきたいフルボディな1本です。
MONTEPIROLO
モンテピローロ
美しく輝く黒色を帯びた深みのあるガーネット。生き生きとした印象で、完熟したカシス、ブラックベリーなどの黒系果実の凝縮感のある香り。リコリス、メントール、ブラックペッパー、腐葉土、オークなど複雑な香りが豊かに広がる。口当たりは力強く甘味がありスムーズ。まろやかな果実味にスパイシーさが際立ち、なめらかな酸味、がっしりとしたタンニンの余韻が全体を引き立てる見事なボルドーブレンド。
コルクの種類: 天然コルク
生産者: サン パトリニャーノ-SAN PATRIGNANO 公式サイト地域: エミリア ロマーニャアルコール度数: 14.5%タイプ: 赤ワイン品種: カベルネ・ソーヴィニヨン 85%、 メルロー 10%、カベルネ・フラン 5%熟成: 樽にて12~18カ月+瓶内熟成飲用適温: 18‐20℃
ワイナリー情報:
紺碧のアドリア海を臨むエミリア・ロマーニャ州リミニの丘から高品質なワインの数々を送り出し、イタリア国内外の権威あるガイドブックからも賞賛を受ける造り手であり、若者達を麻薬の連鎖から断ち切るための画期的な試みとしても社会的に高い評価を受けるプロジェクト。1978年開設。リミニの狭小な土地で、ヴィンチェンツォ・ムッチョリーニ氏によって設立された施設では、麻薬中毒の若者らが技術習得と社会復帰を目的として、家族の様に絆を深めながら、葡萄の栽培からワインの醸造、酪農から生ハムや乳製品の加工、テキスタイル、プロダクトデザインなど様々な事業に従事している。各分野ともイタリアトップクラスの専門家が技術指導に携わることでも知られ、特にワイン分野ではリカルド・コタレッラ氏が畑の管理から醸造までの指導にあたり、若者達と日夜努力を重ね飛躍的にワインの質を向上させたことで一躍注目を浴びている。保有する畑は約105ha。アドリア海から5km程内陸の石灰粘土質で形成される緩やかな斜面では、サンジョヴェーゼを中心に栽培され、全て手作業で選別、収穫される。若者らが取り戻した「誇りの結晶」とも言えるワインはテロワールを見事に表現し、著名なレストランやワインバーでもオンリストされるとともに、トレ・ビッキエーリをはじめとする栄誉ある評価を獲得している。