Farro Campi Flegrei Falanghina
ファッロカンピフレグレイファランギーナ
ステンレスタンクで醗酵・熟成。果実味、酸味のフレッシュな辛口。
・コルクの種類:天然
生産者: カンティーネ ファッローCantine Farro地域: カンパーニャアルコール度数: 13%タイプ: 白ワイン品種: ファランギーナ100%熟成: ステンレス
飲用適温: 10-12℃ワイナリー情報:
カンパーニャ州のカンピ・フレグレイDOCはナポリの西、イスキア島を臨むバーコリを中心とした7 つの町で形成されます。数万年前の噴火によって造られたカルデラ盆地に町が形成され、ブドウもこのカルデラの内側の畑で栽培されます。歴史のあるカンピ・フレグレイの
葡萄は、1800 年代にヨーロッパを襲ったフィロキセラからも身を守ることができました。火山灰による硫黄分の多い砂質土壌、そして活火山の影響で土の温度が高いために、フィロキセラが死んでしまうのです。
カンティーネ ファッロのオーナー、ミケーレ氏は3 代目。カンティーナとしては1926 年に祖父のアンティモ氏が創業。畑は自社畑と契約農家の畑を合わせて約50ha。
カンピ・フレグレイDOC では最大規模のワイナリーです。栽培する葡萄品種はファランギーナとピエディロッソ(ペレ・パルンモ)の2 種類。
ファッロの畑ではビオ・ロジックが実践され、平均樹齢は20 年。中には100 年を超える古木もあります。全ての樹はアメリカ台木を使わない、まさにプロフィロキセラで、接木をしていません。まだまだ日本ではメジャーではないこのエリアですが、ギリシャから葡萄が伝わり、そして火を噴く山々が害虫から葡萄を守り、現代まで紀元前の歴史を残している数少ない産地です。