アブルッツォ州の伝統的な切口が四角形をしたロングパスタです。

想像以上にしっかりとした歯ごたえがあります。
スパゲッティ・キタッラ アブルッツォ州風羊肉ラグー Spaghetti alla Chitarra con Ragu di Agnello
キタッラというのはアブルッツォ州の伝統的な生パスタを作る道具です。18世紀ぐらいにアブルッツォ州で作られ、現在も使われ続けています。“キタッラChitarra”はイタリア語でギターという意味。弦を張った形がギターに似ていることから名づけられました。パスタを作る時は生地を弦に載せ、上からのし棒で圧をかけて成型します。
羊肉のラグーはイースターの時期に色々な地方で食べられますが、アブルッツォ州では年間を通して親しまれる名物料理になりました。他のラグーと違い、ソッフリット(玉ねぎ、人参、セロリ)を使わずただ肉をにんにくとオイルで炒めます。羊肉ですが、肩ロースは骨がなく匂いも弱いので一番使いやすいと思います。 肉を3種類(豚肉、羊肉、牛肉)使用するレシピもあり、そのレシピは“ラグー・アブルッツェーセRag? Abruzzese”と言われています。

パスタは解凍せずにそのままお湯に入れてゆでてください。茹で時間は約2~3分(お好みで調整願います)。
調理例)ローストなすとトマトソースのキタッラ
