フリウリの稀少土着品種「エミリオ・ブルフォン」特集
シャリン種について
1980 年代にフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のボルデノーネ県でエミリオ・ブルフ ォン社によって、他のブドウと一緒に発見された白ブドウ品種になります。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種ですが、素晴らしい個性 に恵まれ、青リンゴのようなフレッシュでフルーティな香り、高い酸味、美しいミネラリー が特徴の白ワインを生み出します。
チビディン種について
イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。ス パイシーで香り高く、適度な酸味のある白ワインを生み出します。極めて限られた地 域でのみ栽培されている希少な土着品種です。
チャノリエ種について
イタリア~スロベニアの国境地帯を原産地といわれています。かつてはフリウリ=ヴェネツ ィア・ジューリア州のポルデノーネ県とウディネ県に広く分布していたとされています。 適度な酸味と、黒い果実やクローブのアロマを持つ、フルボディの赤ワインを生み出します。 極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種です。
コルデノッサ種について
イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。1923 年、アンペログラフ ァーのノルベルト・マルツォット(1853-1939)が出版した「アンペログラフィア・デ ル・フリウリ」に、長い伝統を持つブドウの木として掲載されています。カシスやタバコのアロマを持つ赤ワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種です。
レフォスコ・ダル・ペタンゴロ・ロッソ種について
イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。広大なレフォスコの名前の グループに属します。。酸味が強く、プラムやアーモンドのようなアロマを持つフ ルボディのワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少 な土着品種です。
ピコリット・ネリ種について
イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の ポルデノーネ県で発見された黒ブドウ品種になります。ハーブ、赤い果実、バニラのアロマを持つ、 タンニンの多い赤ワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されてお り、減少傾向が強い希少な土着品種です。
フーマ種について
フーマは、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の非常に古い品種で、種から自然に生ま れる数少ない黒ブドウ品種のひとつと考えられています。「Fumat」という名前は、おそら く、その主な特徴である、鼻に感じる非常に特殊で興味深いスモーキーな感覚に由来してい ます。凛した骨格がありドライでしっかりとしたタンニン、強い個性を 持つブドウです。極めて限られた地域でのみ栽培され ており、減少傾向が強い希少な土着品種です。