フリウリの稀少土着品種「エミリオ・ブルフォン」特集



絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を復興しそれぞれの特徴を活かした個性豊かなワインを生み出す造り手「エミリオ・ブルフォン」。

古代土着品種「シャリン」「チビディン」「チャノリエ」「コルデノッサ」「レフォスコ・ダル・ペタンゴロ・ロッソ」「ピコリット・ネリ」「フーマ」から造られる他では見られないアイテムばかりです。
1600年の終わり頃800種もあったフリウリの土着品種は、現在では約200種と4分の1にまで減少してしまっていたと言います。土着品種の個性が見直されている現代、それぞれに個性の違うユニークな葡萄たちを個性豊かなワインに仕上げる注目を集める生産者です。

シャリン種について

1980 年代にフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のボルデノーネ県でエミリオ・ブルフ ォン社によって、他のブドウと一緒に発見された白ブドウ品種になります。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種ですが、素晴らしい個性 に恵まれ、青リンゴのようなフレッシュでフルーティな香り、高い酸味、美しいミネラリー が特徴の白ワインを生み出します。


チビディン種について

イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。ス パイシーで香り高く、適度な酸味のある白ワインを生み出します。極めて限られた地 域でのみ栽培されている希少な土着品種です。


チャノリエ種について

イタリア~スロベニアの国境地帯を原産地といわれています。かつてはフリウリ=ヴェネツ ィア・ジューリア州のポルデノーネ県とウディネ県に広く分布していたとされています。 適度な酸味と、黒い果実やクローブのアロマを持つ、フルボディの赤ワインを生み出します。 極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種です。


コルデノッサ種について

イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。1923 年、アンペログラフ ァーのノルベルト・マルツォット(1853-1939)が出版した「アンペログラフィア・デ ル・フリウリ」に、長い伝統を持つブドウの木として掲載されています。カシスやタバコのアロマを持つ赤ワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少な土着品種です。


レフォスコ・ダル・ペタンゴロ・ロッソ種について

イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。広大なレフォスコの名前の グループに属します。。酸味が強く、プラムやアーモンドのようなアロマを持つフ ルボディのワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されている希少 な土着品種です。


ピコリット・ネリ種について

イタリア~スロベニアの国境地帯が原産地といわれています。フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の ポルデノーネ県で発見された黒ブドウ品種になります。ハーブ、赤い果実、バニラのアロマを持つ、 タンニンの多い赤ワインを生み出します。極めて限られた地域でのみ栽培されてお り、減少傾向が強い希少な土着品種です。


フーマ種について 

フーマは、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の非常に古い品種で、種から自然に生ま れる数少ない黒ブドウ品種のひとつと考えられています。「Fumat」という名前は、おそら く、その主な特徴である、鼻に感じる非常に特殊で興味深いスモーキーな感覚に由来してい ます。凛した骨格がありドライでしっかりとしたタンニン、強い個性を 持つブドウです。極めて限られた地域でのみ栽培され ており、減少傾向が強い希少な土着品種です。



忘れ去られ絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を発見し、近年見事に復興させ素晴らしいワインを産み出すエミリオ・ブルフォンのワイン。珍しいだけでなく、元アメリカ大統領オバマ氏御用達イタリアンでオンリストされるなど味わいも自信を持っておすすめできます。

ラベルは彼らの醸造所があるヴァレリアーノの1300年代の古い教会”サンタ・マリア・デイ・バットゥーティ”に現存するフレスコ画「最後の晩餐」をモチーフにしています。現在手掛けている土着品種が発見された近くにある教会にあった事から『この品種たちが絶滅せずにいれたのは、この教会に守られていた』という思いで敬意を表しラベルのモチーフにしました。

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