イタリアのピッツァスタイル、ナポリ・ローマ・ミラノそしてトレンドのグルメピッツァ!

 

イタリア自慢のフード「ピッツァ」

イタリア人は少なくとも週に1回はピッツァを食べていると言われています。

特に日曜日の夜は家族でピッツァを囲んでいます。そして、それぞれ好みのスタイルがありナポリ風・ローマ風・ミラノ風そしてヘルシーなピッツァ。それぞれの魅力についてご紹介します。

 

 

 

ピッツァの歴史

現代のピッツァは、18世紀にイタリアのナポリでフラットにしたパンを食べることからスタートし、パンにトマトとチーズをのせたスタイルがピッツァの原点と言われています。

19世紀、イタリア統一に敬意を表し国旗の色から着想を得たピッツァを(赤=トマト、白=チーズ、緑=バジル)作りました。そして王妃マルゲリータが大変好んだことから「ピッツァマルゲリータ」と名付けられと言われています。そして現在、ピッツァ マルゲリータの人気は世界へと広がっています。

 

 

 

ナポリ風ピッツァ | Pizza Napoletana

ナポリピッツァは世界のトレンド、生地は柔らかく、ピザの周りクラストがふっくり立ち上がったモチモチの食感が特徴です。

空中に投げられ職人の技で生地を柔らかくのばしています。ピッツァナポリターナを作る芸術のプロセスは、ユネスコの「世界無形文化遺産」に登録されています。

代表的なナポリターナは、Bufalaブッファラ(バッファローモッツァレラ)、サンマルツァーノトマトを使用したマルゲリータです。


 

南イタリアのレシピに、揚げピッツァ(Pizza Fritta)があります。モッツァレラチーズ、ハム、トマト、その他お好みの具材を詰めた生地で構成、そして熱い油で揚げます。パリッと香ばしい生地と口どけのやさしいチーズがクロスしているのが魅力です。レストランや気軽にストリートフードでも楽しめることができます。

 

ナポリ風ピッツァレストラン:

Napoli 1820

https://www.napoli1820.com/

 

Antica Pizza Fritta da Zia Esterina Sorbillo

https://www.sorbillo.it/

 

 

 

ローマ風ピッツァ | Pizza Romana

ローマを起源とするローマ風ピザは、薄い生地とサクサクした食感が特徴です。この種のピザは、ローマからイタリアの伝統に広がりました。ローマ風ピッツァがイタリアのレストランに広く普及しています。

ローマのピッツァはナポリのようにアクロバティックに生地を伸ばさず、綿棒で伸ばしていきます。ローマ風の代表ピッツァロマーナは、トマト・オレガノ・アンチョビ・モッツァレラが伝統的なトッピングの組み合わせです。

 

ローマ風ピッツァ「Pinsa ピンサ」は、通常のピッツァとは一味違う味わい。

ピンサの生地は、小麦・米粉・大豆粉を使用、水を多く使用し発酵時間も長いため、消化しやすいヘルシーなピッツァとして知られています。楕円形の形をしたピンサは、外はサクッと、中はふっくら、バラエティに富んだトッピングがたっぷり乗せられています。

 

ローマ風ピッツァレストラン:

Pinsa per te

http://www.pinsaperte.com/

 

Bianca zerozero

https://milano.biancazerozero.it/

 

 

 

ミラノ風ピッツァ | Pizza Milanese

ミラノ風では、スライスピッツァ(Pizza al trancio)が堪能できます。

生地は、丸い鉄板で焼きオーブンから取り出されると、ピザ全体がスライスにカットされ、別々に提供されます。特徴は、大量の溶かしたモッツァレラチーズが豪快にトッピングされプレートにまでこぼれ落ちているのがミラノスタイルです。中はフワフワした食感と外はパリッと香ばしい味わい、そしてとろーりと溶けたチーズが人気の理由です。

この種のピザは、1950年代にミラノの「Pizzeria Spontini」が発祥とされ、現在ミラノにはスライスピッツァ専門店が多くあります。スライスピッツァですが、イタリアスタイルのフォークとナイフで食べるのでレストランへ行った際はご注意ください!

 


他にもミラノには、ノーイーストピッツァのあるレストランがあります。

ピッツァを食べた後に、喉が渇いたりお腹が膨れてしまう経験はないでしょうか。そんな心配がある場合は、イーストを使用していないイーストフリーピッツァをオススメします。軽くて消化しやすいピッツァは、イーストを使用していないので非常に薄く作られています。シンプルにブッファラやトリュフを乗せたお好みのテイストでさっぱりいただけます。


 

ミラノ風ピッツァレストラン:

Pizzeria da Giuliano

https://www.pizzeriadagiulianomilano.it/

 

I monelli

https://www.imonelli-pizza.it/

 

Pizzeria di Porta Garibaldi

http://www.pizzeriaportagaribaldi.com/

 

Ama mi (イーストフリーピッツァ)

https://www.amamiristorante.com/

 

 

 

グルメピッツァ | Pizza Gourmet

グルメピッツァは、最新のトレンドです。10年ほど前まで、ピッツァは非常に伝統的でシンプルな食事としか考えられていませんでした。郷土料理、季節の料理、オーガニック料理と数ある中から、シェフたちが高品質の地元の食材に注目し、ヘルシーな「デュラム小麦」と「サワードウ(Sourdough)」を使用し始めました。

時間をかけて作るサワードウには栄養もたっぷり詰まっているので、消化もしやすくヘルシー志向の方にはオススメです。通常のピッツァよりも口に含むとサワードウのフレーバーが広がります。高品質な季節の食材をトッピング、トリュフ、ステーキタルタル、アスパラガスとベルガモットのマリネなど、特別感も引き立ち美味しくいただけます。ユニークな洗練された食材と味に触れ合うことができます。

 

(Berbere WEBサイトから)


グルメピッツァレストラン:

Pumma

https://www.pummapizza.com/

 

Berbere 

https://www.berberepizza.it/

 

CROSTA

https://www.crosta.eu/

 

 

 

家庭で作るミラノ風ピッツァ

週末のイタリアは、ピッツァを作る家庭が多いです。我が家もその一つでミラノ風ピッツァを作ります。

ミラノスタイルの特徴、厚みが出るようにピッツァ用の丸いプレートを用意します。厚みのあるふわふわのピッツァにさせるのには、生地を作るプロセスにポイントがあります。

材料を全てまとめて生地を作った後は、15分おきに生地を混ぜることを3回繰り返します。そして最後に3時間寝かせて発酵。生地を入れたボールから、はみ出るほど大きく膨れ上がります。倍以上に膨れ上がった生地をつぶさないようにピッツァ型に入れ、食材をトッピングして焼き上げます。厚みがあるピッツァは手間がかかり、準備するものもありますが、出来上がりは、中はふわふわ、底は香ばしく、ほのかに甘い風味があるピッツァが完成します。

 

ベネート州ベローナ出身の家族は、綿棒を使って生地を伸ばしフラットのローマスタイルのピッツァを好んで作っています。ナポリ出身の友人は、手で生地を広げてパフォーマンスするように空中に飛ばして生地を伸ばしていました。イタリア内でもエリアによって作るプロセスがありそれぞれ自分のピッツァに誇りを持っています。

 

 

 

地域により違いはお分かりいただけましたか?

ピッツァに情熱と深い愛情を持っているイタリア人にとってピッツァを食べること作ることは人生の幸せの一部です。ピッツァは、伝統的なシンプルな食事から、品質の良い季節の食材をトッピングすることでスタイリッシュな食事にも変化します。

イタリアでは伝統を大切にしつつ新しいスタイルのピッツァを日々作り上げています。皆さんも是非、イタリアのパッションの味をご提供ください。